冷え性
「冷え」が身体に悪い事は、皆さんもご存知と思いますがなぜ体に悪いのでしょう か?
人間の体温は36.5℃が基本となっており、この体温が一日の中で、一番上がる時間帯 に36.5℃ない人は「低体温」という事になります。
低体温は、自律神経の働きを低下させるため、自律神経に支配されている内臓の働 き、体温の調節ホルモン のバランスまで全てを正常に働けない状態(自律神経失調 症)になってしまいます。
体温の低下は、下がれば下がるほど、「自己免疫力」が低下し、酵素の働きも低下するため、肝臓における分解や合成もうまくいかなくなります。それらが原因となり、身体の不調が出てきます。では、なぜ体温が下がってしまったのでしょうか? 大きな原因として、身体の歪による血行不良、ストレスによる血行不良、冷房の悪 影響、下半身の運動不足、入浴法の間違い、身体を冷やす食べ物・薬(科学薬 品)の飲みすぎなどが考えられます。これらの原因となる生活環境を改善しなければ、体温を上げることはできないのです。
当院では、身体の歪を正常な状態に戻すことによって、冷え性の改善を図るととも に自宅で行うストレッチ等のアドバイスを行っています。
股関節痛・突然の股関節痛
股関節の痛みは、股関節周辺の筋肉の異常、つまりは体幹のねじれ、あるいはそれら からくる骨盤などのね じれが原因であると考えます。 しかし、これらは、骨盤だけがねじれている あるいは股関節が悪いわけで はありません。 これらを引き起こした根本的な原因が他にあるはずなのです。つまり、骨盤だけ調整しても、 股関節だけをみていてもだめなのです。骨盤や股関節にねじれなどの異常を引き起こした根本的な原因を 改善することで、これらの痛みは改善するものと考えます。
股関節痛と一言で言っても、人それぞれ症状が多少なり違い、一概にこうだ ということは言えませんが、整体によって症状は改善するものと考えます。 ただ、股関節というと、ほぼ毎日使用する部位であり、毎日負担のかかる部位である ため、早期改善する為には、なるべく歩くなどの行動を控えた方が良い場合もありま す。 しかし、場合もあるだけで、必ずしも歩かなければ良い、ということでもないので、ご注意ください。 ま た、歩いてはいけないわけではないですが、イスに座っていれば良い、という ことでもありません。
調整後はなるべくベッドに横になり、安静にしていることが望ましいと考えます。 当院では、身体全体の歪を 調整するとともに、緊張した筋肉を緩めて、関節痛の改善 を図ります。
先天性股関節脱臼
赤ちゃんの股関節が、脱臼している状態、つまり太ももの骨が、腰の骨にきちんと繋 がっていない症状を指します。 先天的な原因として、遺伝的な要因などもありますが、実は後天的に脱臼する確率の方がとても多い ようです。そして、女の子に多い症状でもあります。赤ちゃんの関節というのは、大人の関節に 比べて骨同士 が外れないようにする力が弱く、脱臼しやすくなっています。
赤ちゃんの曲げている足を無理に伸ばそうとしますと、脱臼してしまう事があるので す。 また、赤ちゃんのおむつや衣類なども自然な脚の恰好を妨げる事が無いよう、注意が 必要です。 自然に治るものではなく、正しく歩く事も出来ませんので早期の治療が望ましいです。 この症状を患った方は、後に変形性股関節症を患っ てしまう事が多いので、予防の 為に、正しい歩行を習う事が重要です。
変形性股関節症
股関節というのは、腰の骨の、おわん状の窪みに太股の球面状の部分がはまり込んで 出来ています。 この、合わさっている部分というのは、通常滑らかな形状でできていますので、太股 を滑らかに動かす事が出来ます。
変形性股関節症とは、この合わさっている滑らかな部分が擦り減ったりして、デコボ コになってしまう症状です。このことで、股関節の痛みや動かし辛さ、動かす度に音が出るといった症状が引き起 こされます。先天性股関節脱臼だった方がかかりやすい症状で、大腿骨頭壊死からも引き起こ されます。
O脚
O脚はスタイルを悪く見せるだけでなく、足の冷え、むくみ、生理痛などの根本的な 原因となり、全身の代謝 にも悪影響を与えます。
O脚の主な原因は、脚の重心位 置。O脚になっている方のほとんどは、足の小指側に体重をかけています。骨盤が傾いていると、O脚矯正・改善の際に大事な親指側に重心を置くことが難しく、普段の生活の中でも、つい小指側に重心が行きがちになってしまいます。
当院では、整体で骨盤を含めて身体全体のバランス調整をします。 骨盤の位置が正しくなると、両ヒザが正 面を向き、足のうら全体で立つことがで き、親指側にも重心が置きやすくなります。また、ご自分で出来るス トレッチング をお教えしますので、自宅などで行ってください。
生理痛
生理痛は、多少の差はあれ、たいていの女性が経験するものです。多くは、1日 目、2日目に下腹部に鈍痛がするというもの。また下痢や便秘、吐き気や頭痛、めまいがするなどの症状がある人もいます。痛みのために寝 込んでしまったり、仕事や勉 強が手につかなくなるなど、日常生活に支障をきたすようなものを「月経困難 症」と呼びます。
生理痛の起こる原因の一つとして、骨盤の歪みが骨盤内臓(女性器官)の機能不全を起こし、それが痛みとなって出ている症状だと考えられています。痛みがあって普通だと言う方もいらっしゃいますが、放置すること により様々な婦人科系の病気の発症につながります。
月経直前と最中は、女性は、他の下腹部の病気を、併発しやすい時期でもあります。〈膀胱炎、便秘(月経前)・下痢(月経中)等々。〉それらの予防も兼ねて、まず、下半身は冷やさないように予防します。むくみも予防できます。
当院では、骨盤をはじめ全身のひずみを調整し、交感神経と副交感神経のバランスを整えることによって、生 理痛の症状を改善します。